2019年3月28日木曜日

LP3のシールドの話をしよう

はじめに

来る2019/3/31より、初音ミクとのコラボが開催されます。
他のアルネオ関連ブログたちはこれの話題で持ちきりですね。
故に、これ関連の話題はそれらに任せておけばいいですね。
どーせ今記事書いたところで実装後の環境とは大きく乖離するでしょうから。
ですから、今回も独自路線で記事を書いていきます。今回は、
LP3シールドについての解説
です。
アルテイルNEOのLP3シールドは、最高の耐久力を持つ代わりにデメリット効果の塊となっています。
シールドに耐久力を求める場合にはこれらを頼る必要があり、デメリット効果とどう折り合いを付けていくかというプレイヤーの手腕が試されます。
今回は、そんなLP3シールドにスポットライトを当てていこーと思います。

後悔の念


自分の墓地三枚をランダムに消滅させるシールドです。
不死デッキやデュランダルデッキなどで墓地のカードを回収する用事がある場合を除けば、墓地のカードを顧みることはないため、多くのデッキに置いて実質的なデメリット無しLP3シールドとして運用されます。
当然のことながら墓地のカードを回収したり、枚数を参照する用事があるなら投入スべきではありませんね。
余談ですが、フレイバーテキストでは《ビアンカ》のテキストやストーリーに出てくる「古代王国では後継者を決めるために王族同士で殺し合いをしていた」という話題が出てきます。とすると、イラストの人物は《ビアンカ》と《ガエターノ》なのかもしれませんね。

同盟条約


自軍全員を装甲低下させるシールドです。アルテイルNEOにおけるユニットは多くが防御力0のため、装甲低下は意外と気になりません。そのため、《後悔の念》と双璧をなすデメリット無しLP3シールドとして機能します。勿論、防御力重視のユニット・戦術を取るなら入れてはいけません。防御力0の《鉄塊の巨人》とかただの面倒なユニットでしかありません。《城塞の盾持ち》もだいぶ辛いですね。
こうしてみると、墓地回収能力を持ち防御力が10の《デュランダル》は、これら2つのシールドと相性が悪いことがわかります。合わせるならこっちですが、防御力が下がることは意識しておく必要がありますね。ただ、クローズして復活すれば防御力は戻りますので、大したことないという見方も。
イラスト・フレイバーは「ラヴァートの王」が周辺諸国と不平等条約を締結するシーン。ラヴァートは大陸の名前であって、そこに各種国家・地域が乗っかっているという認識でしたが違うのかな?

難攻不落


クローズしている味方を強制的に墓地送りにするシールドです。大量に自軍がクローズしうるデッキで効力を発揮します。リムーブタイミングで発動すれば、残りの死体はすべて墓地へ落ちるため、とりあえずこのターンはリムーブによる敗北はありません。復活させた残存能力で耐え抜きたいところです。このシールドを使うならリムーブ順のルール(順番に倒されたら倒された順、同時撃破されたら盤面の番号が若い順から)を頭に入れておきましょう。
デメリットとしてはシールドブレイクされた場合。こちらのユニットをすべてクローズされてしまってシールドブレイクされるなんてのはよくあることですね。このシールドでそれをされると、復活を残しているユニットだろうと問答無用で墓地に落ちるため、更地になって負け確定です。悲しいですね。

強引な命令


敵全員に守備号令をプレゼントするカードです。《ディラート》や《オペレッタ》などの防御力貫通攻撃を行えるユニットも増えてきましたし、構築で詰めておけば意外と無視できるかもしれません。他には《ガルディレア》を主体にしたデッキにも採用が見込めるでしょう。どうせステータスを後で書きかえるので防御力を一時的に上げるくらいは苦にならないというわけです。
イラスト・テキストは「ラヴァートの王」の命令で異教徒狩りが行われる様子。「真教」以外を認めないところを見るに、この「王」は「太陽王国」の王…なのかも?

東方の覚悟


旧アルテイルでは味方一体を斬って東方ユニットが使う係数をチャージするカード…だったはずなんです。それがネオでは見るも無残な姿に。
相手のSPを増やしてしまうカードです。 一応盤面や自分のカードには一切手を付けないため、それらを気にするのであれば一考の余地はあります。あるいは将来「相手のSPが多いといいことがある」デッキが組めるようになったら意外と輝くかも知れません……よ?

邪悪な占い


邪悪な占いに興じる三人の女の子。たぶんこっくりさんの類ですね。
スターターによく入っているシールドで、自分のSPを減らしてしまいます。スターターに入れるにはあまりにも使いにくすぎるでしょうこれ。
「LP3のシールドはデメリットを付与するんだ」ということを教えるには絶好の一枚ですけどね。
上記《東方の覚悟》と、ある意味対をなす一枚。ただ、使い勝手はあちらの方が上ですね。 《東方の覚悟》と近い機能がほしいけど相手にリソースを渡したくないならこちら。
なお、自分のSPを0にしたいなら素直に《凄惨な光景》を使ってください。タイミング次第ですが相手のSPも一緒に枯渇させられます。

仮初めの魂


旧アルテイルでは、「クローズした味方一体をHP=10で復活させてからHP-10する」という面白い動きをするグリモア(今で言う魔法)カードでした。なぜそんなことするかって、クローズスキル強制再利用ね。よく霊体型とコンボしてる人がいたなぁ。
そんな面白いカードも、NEOでは使いにくいシールドになってしまいました。
自分のデッキから一枚落とします。勿論何が落ちるのかはランダムです。運が悪いと自分から退路を断ってしまうわけですが、墓地回収の手段が豊富な構築であれば、一枚落ちるくらいはなんてこと無いんですよね。《白骨狂の死霊使い》などで拾えばいいんですから。その点を踏まえると、《後悔の念》を入れたくない人用のシールドと言えるかもしれません。勿論、回収できないなら足を引っ張ることになりかねませんが。

迷走の霧


敵単体を行動終了して自傷します。自傷するため、次のシールドと繋いでコンボに使います。代表的なコンボ先は《水の鏡》で、狙った敵単体を確実にデッキへ戻せます。
カードページのレビューでは「LP3のパワーじゃない」とボロカス言われていますが
  1. 敵全体を行動終了しSP+1の《冥府の小匣》がLP1
  2. 無差別行動終了の《死呼ぶ突然の凪》がLP2
であることを考えると、一体しか止められずしかも自傷してしまうこのシールドがLP3であることは適正であることがわかります。
間違いなく強力なのですが、短所もありまして
  • ユニット一体戻すためだけにシールドを2枚も消費している。返却無効ユニットしかいない場合は余計なライフダメージを負うこととなる。
  • LP3シールドで唯一5枚目に配置できない。
といったところですね。

まとめ

今回はLP3のシールドを見てました。《後悔の念》や《同盟条約》以外にも色々あるので、使えないと否定せずに一度触ってみることをおすすめします。旧アルテイルでは「相手のLP-1してから自分のLP-1」するLP3のソウルスキル持ちとかいましたので、変則シールドはもっと増えますよ。今後、確実にね。

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