2023年10月1日日曜日

AMDのRadeonのお守りをする男

はじめに

こんにちは。
今回は私のPC環境の話をします。
今使っているPCは、MSIの「MODERN-15-A5M-570JP」です。
ゲーミングPC造っている会社が作ったただのノーパソ……のはずなんですが
妙に無茶を聞いてくれるというか、これでClusterやVRCも難なく動いてくれるんですよ。
まー流石に「PCVR」とかは無茶かもだけど。

基本的にこのPCに不満はないのですが、ただひとつだけどーしようもないことがあるんですよね。 それが「グラフィックドライバー」。
というのも、このPCに搭載されているドライバーは「AMD RADEON」。
自作PC組んだことのある人には有名かと思いますが、このボードはかなり「出来の悪い子」でして
よくクラッシュするんですよね。

今回、どうするかなんとなく見えてきたので記録しておこうかと。

結論から言うと

原因になっていたのは二つ。
  1. LogicoolのLogioption+が壊れた
  2. Chrome系ブラウザの「ハードウェアアクセラレーション」がオンになっている
これらの状態でChrome系を使いYoutubeの動画・配信を視聴しようとするとクラッシュするわけです。
クラッシュすると、画面が暗転してから元に戻り、AMDのアドレナリンアプリからお知らせがでます。
そしてYoutubeの動画を視聴しようとすると画面に線が出たりそもそも見られなかったりといった事態に陥るわけです。
なんならゲームとかもできなくなるかも。
対応としては
  1. 一旦LogiOption+をアンインストール
  2. Chrome系のオプションを開き、ハードウェアアクセラレーションをオフに
  3. グラフィックドライバーを一旦アンインストールし、PC自体を再起動
ってことになりますね。で、立ち上がったら適当にYoutubeの動画を再生してちゃんと出てきてくれたら成功って感じです。

それなーに?

完全に「おま環」な話なのでもうちょい補足しますね。
LogiOption+はLogicool製のマウスやキーボードをカスタマイズするためのアプリケーションです。私はこの会社のM575というトラックボールを使っています。
このボタンには第三ボタン・第四ボタンがあって、そこに機能を割り当てるのにこのアプリがどうしても必要なのです。
Logicoolが次々と新商品を出す以上、対応機種を増やす関係でこのアプリには絶え間なくアップデードがかかります。
それをトチると影響がボードに来ることがあります。面倒だねー
もうひとつ。ハードウェアアクセラレーションですね。
Chromeの機能のひとつで、オンにしているとブラウザ上ですごいことが出来るようになります。
例えばGoogle Mapの「3Dビュー」。この機能をオンにした上で航空写真を表示すると建物や風景を色んな角度から眺められるようになります。
あと個人的に用事があるのが「原神のウェブイベント」。基本的に報酬を代価としてプロモーションの片棒をユーザーに担がせていくものなのですが
これはハードウェアアクセラレーションをオンにしていないとまともに動作しません。そもそもオフの状態で開くと「オンにしてね」ってアナウンスされるし。 ハードウェアアクセラレーションをオンにしてこれらを開いても特にクラッシュはしないのになー。どうなってるんだよYoutube。

おまけ

多分もっと出来の良いサイトでやり方を見てきていると思いますが、グラフィックドライバーがクラッシュした時の再起動方法を記しておきますね。
  1. まず、スタートボタンを右クリック。そこにある「デバイスマネージャー」を開きます
  2. デバイスマネージャーが開いたら、グラフィックドライバーの項目を探し、矢印を押してサブ項目にあるドライバーの名前を出します
  3. ボード名を右クリックしてメニューを出し「アンインストール」を選びます。
  4. PCを再起動。システムが自動的に必要なドライバーを入れてくれます
こんな感じですね。

2023年9月10日日曜日

【Cluster】ワールド《分割の理想郷》読み解き

はじめに


皆さんこんばんは。
まず、Clusterに新しいワールドを作りました。
《分割の理想郷》といいます。 


前回記事のような感じで、「言いたいこと」をもって作ったワールドです。……が、かなりシンプルな構造なこともあり
多分、ノーヒントで見に来てくれた人には意味不明なんじゃないかなあとも思うんですよね。
一応ワールド説明にヒントは書いています。

誰かにとっての理想郷は
別の誰かにとって地獄であり
見えているものがこの世界の全てではないということです。

たとえば
カメラをこの壁の向こうに持っていくことで
見える世界があるように
こんだけ読めば、作成者である私が来てくれた皆さんにどうしてほしいのかは大方伝わると思っているのだけどねー。
「一応、文章で説き方を説明しよう」という意見を貰ったのでこうしてブログに書いているわけです。

制作の意図とか

ワールド概要に書いてあることが全てですね。つまり
  • 誰かにとっての理想郷、別の誰かにとっては地獄かもしれない
  • 見えている世界だけが世界の全てじゃない
の二点です。
この二点を表現するために
  • 着地すると、壁が設置されている他はなにもない
  • カメラを起動し、コントロールをアバターからカメラに切り替えて壁を飛び越えるか側面を避けることで違う風景が見えてくる

というデザインにしました。その旨はワールド概要に書いてあるからわかるでしょ?ってことです。 

 


構造の話

こっから先は、Cluster使って気合い入れてモノ作っている人向けかなあ。ネタバレもやや含む感じで。
Unityにあるこのワールドの設計図です。スポーンポイントがある場所を手前にして映すとこうなっています。


見ての通り、planeで作った地面をCubeで作ったパーテーション四枚で区切っています。
パーテーションの向こうにたどり着く方法はないはず(切れ端に向かってジャンプし、レバー操作でうまくターンすればワンチャン到達できるかもしれないけど)なので、向こう側を見るにはカメラ起動から支援機を飛ばすしか無い。
「向こう側」が「こちら側」よりもあなたにとって良いか悪いかはあなた次第ですが、少なくともあなたが見えていた部分だけが「この世界のすべて」ではなかったわけですね。

まとめ?

とまあこんな感じの付き合いが悪いワールドの解説でした。
人間、物事を判断する基準は人それぞれですし、判断には必ず「青眼鏡」が影響します。
そして見えているものが全てという驕った考えはお捨てになることをおすすめしますよ。