はじめに
皆さんこんばんは。
まず、Clusterに新しいワールドを作りました。
《分割の理想郷》といいます。
前回記事のような感じで、「言いたいこと」をもって作ったワールドです。……が、かなりシンプルな構造なこともあり
多分、ノーヒントで見に来てくれた人には意味不明なんじゃないかなあとも思うんですよね。
一応ワールド説明にヒントは書いています。
誰かにとっての理想郷はこんだけ読めば、作成者である私が来てくれた皆さんにどうしてほしいのかは大方伝わると思っているのだけどねー。
別の誰かにとって地獄であり
見えているものがこの世界の全てではないということです。
たとえば
カメラをこの壁の向こうに持っていくことで
見える世界があるように
「一応、文章で説き方を説明しよう」という意見を貰ったのでこうしてブログに書いているわけです。
制作の意図とか
ワールド概要に書いてあることが全てですね。つまり- 誰かにとっての理想郷、別の誰かにとっては地獄かもしれない
- 見えている世界だけが世界の全てじゃない
この二点を表現するために
- 着地すると、壁が設置されている他はなにもない
- カメラを起動し、コントロールをアバターからカメラに切り替えて壁を飛び越えるか側面を避けることで違う風景が見えてくる
というデザインにしました。その旨はワールド概要に書いてあるからわかるでしょ?ってことです。
構造の話
こっから先は、Cluster使って気合い入れてモノ作っている人向けかなあ。ネタバレもやや含む感じで。
Unityにあるこのワールドの設計図です。スポーンポイントがある場所を手前にして映すとこうなっています。
見ての通り、planeで作った地面をCubeで作ったパーテーション四枚で区切っています。
パーテーションの向こうにたどり着く方法はないはず(切れ端に向かってジャンプし、レバー操作でうまくターンすればワンチャン到達できるかもしれないけど)なので、向こう側を見るにはカメラ起動から支援機を飛ばすしか無い。
「向こう側」が「こちら側」よりもあなたにとって良いか悪いかはあなた次第ですが、少なくともあなたが見えていた部分だけが「この世界のすべて」ではなかったわけですね。
まとめ?
とまあこんな感じの付き合いが悪いワールドの解説でした。人間、物事を判断する基準は人それぞれですし、判断には必ず「青眼鏡」が影響します。
そして見えているものが全てという驕った考えはお捨てになることをおすすめしますよ。
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