2024年4月29日月曜日

【Cluster】その得物を振るうのはいいけど、一度その得物の大きさと威力を知ろうか



皆様こんにちは。
今回はClusterの「ブロック機能」について書いていきます。
なんでそんな話する気になったかって、ここんとこ親しくしていると思っていた相手にブロックされることが増えまして。
そんな目に遭っている理由?分かるわけないでしょう。私の何かの挙動や言動が「不適切」と取られたか「不快」だったか、
あるいは単に何か嫌だったとか、もしかしたら操作ミスって線も否定できないでしょうね。
かといって、Mediawikiのブロック記録 みたいに事細かにブロックの理由を書かれてもそれはそれで困るわけで。
誰かが私についての悪い噂を流しているとか?仮にそれが真だったとして知りたくはないなあ。


ブロックの仕方

Clusterのクライアント上でも、Web上でもブロックできます。
クライアントであれば、ユーザーのアイコンをタッチすると画面右上にそのユーザーの簡易プロフィールが出ます。そこの右上に三点リーダーのボタンがあるのでそこを押すと
「ブロック」と「ミュート」の項目が出ます。あとは、「ブロック」を選んでOKを押せばブロックできます。
Webであれば、ユーザーページにアクセスして同じように画面右上にある三点リーダーボタンからブロックを選べばOKです。

ブロックの効果

今回の記事のメインとなる部分です。ブロックする・されるとどうなるのでしょうか。

1.ブロック関係にあるユーザー同士は、姿が見えず、声が聴こえなくなる。
ブロックの一番大きな効果ですね。不快なユーザーから身を守るためのものである以上、こうなるのは当然なわけです。
だからこそ、誤ブロックになるとその後の修復が大変面倒なわけですが。
この仕様があるので、「◯◯さんにブロックされた」みたいに直接名前出すのはおすすめできません。
「悪名を勲章にするな」っていうのもあるんですが、それ以上にショックを受けるユーザーさんが少なからず出るんですよ。
たとえば、ここにA・B・Cの三人がいるとします。
三人は元々仲良しでしたが、ある日AはBをブロックしました。
Cが、AとBが一緒にいることがなくなったのを疑問に思ってBに「Aさんと遊ばないの?」と尋ねたら「Aにはブロックされた」と答えました。
この時、Cは多かれ少なかれショックを受けることになります。HSP気質の方だと特にね。
まー、「最近あの人どうしてるか知ってる?」なんて尋ねられた時に「そいつにはブロックされたよ」って答えざるを得ない場面はあるわけですが。
これとは別に人気イベンターにブロックされている場合が厄介です。そいつがイベントのMCを担当していた場合、周りのお客さんが虚無に向かって盛り上がっているのを眺めることになるわけですからね。

2.ミュート・ブロックの関係にあるユーザーの投影したものは出ない
スクリーンに不快なものを投影するタイプの荒らしへの対抗策ですね。
専用の画面が出て、その人が何を投影しているのか分からなくなります。
因みに、スペース情報を開くと誰がオーディオやスクリーンを使っているかの情報が出るわけですが
ブロックしている人が使っていた場合、アイコンの画像が墨塗りになリます。ただ、クリックするとそいつの簡易プロフィールが出るのでモロバレなんだけどね。

ペイントツールで画面消し消しをしてどこのワールドか分からないようにしたのはこのワールドの作者で私をブロックしている某氏への優しさですよ。
3.スペース内の人数とアイコンの数が合わない。
項目1の延長ではありますが、スペース内のユーザー内訳にも自分をブロックしている人のアイコンは出ません。
その上でスペース内の人数はそいつも加味して表示されるので、ずれるわけです。私だったらこっそり退出するかなー。

4.自分をブロックしているユーザーがホストやオーナーの場合、追放される
この辺の仕様はリリースノートnoteの記事 を見ていただければ分かりやすいでしょう。
余計な軋轢を生むよりはいいと思います。なお、今は自分をブロックしている人がホストやっているスペースはホットなどの一覧に出ない仕様になっているはずです。



5.検索関連や訪問について
フレンドリストから使える「ユーザー検索」では、自分をブロックしているユーザーを検索できなくなります。調べがついたところでどうしようもないから仕方ないね。
自分をブロックした人が作ったワールドや主催しているイベントには入ることが出来ます。ワールドであれば検索も対応。項目4の追放は、あくまでそいつがホストとして入っている場合に限られます。
入ったとして過ごしやすいかどうかはその時次第でしょう。イベントは過ごしにくいと思う。
Webにおいて、自分をブロックしたユーザーのページにアクセスできます。そいつのIDを頭に入れてURL直打ちするとかのちょっとした工夫が必要にはなりますが。
アクセスしても、その人の作ったワールドとかの情報は一切表示されないけどね。



何も見せないという鋼の覚悟を感じる。
一方で、他のユーザーさんのフォローやフォロワーリストから自分をブロックしているユーザーの名前を見つけることが出来ます。
ブロックされている旨が表示されているので一目で分かりますね。

締め

今回はブロック周りを見てきました。一人の人間がすべての人間と分かり合うのは土台無理な話なので
誰かにはブロックされていると思います。仕方ないね。ハロクラの告知とかで自分だけ虚無になったら多分そーいうことなので、華麗にスルーしましょう。
ブロックした理由なんてもしかしたらしょーもない場合もあるでしょうし(もちろん深刻な場合もあるとは思います)気にしないでいくのです。
もし超深刻なことをやらかしたんなら運営から直々にお叱りが来るはずですよね。

2024年4月2日火曜日

【Cluster】羅列芸術の世界は、集合体恐怖の夢を見るか?

はじめに


今回の日記(というか、手記?)は
Clusterにおける自戒というか気をつけた方がいいよなーという気づきを書き残します。

ワールドを作ったんですよ

いや、一応これでも底辺クリエイターのハシクレなので、ワールドなりアバターなりは作っているんですよ。はい。
それで、今回話題に挙げるのは「崇拝」というワールドです。
「到着すると高台に着地。その後下にいるモブたちにより崇拝される者の気分を味わえるワールド」というのが基本的なコンセプトです。



後は
  • 崇拝される側から見て崇拝する側なんて同じ顔のモブにしか見えていないだろう
  • 崇拝される者は意外と孤独かもしれない(高台周辺には漏れがあるもののシールドコライダーで進路を塞いである)
みたいなことも表現しようとしています。そしてテレイン一枚で地形を表現するテストも兼ねてるんですが、今回そこは主題じゃないので省略。
さて、上の画像で、下に何やら人影が集まっているのが分かりますでしょうか。
下に降りてよく見てみましょう。




もう少し寄ってみましょうか



UNIVRMというアセットをUnityに入れることで、VRMモデルをアップロードできるのですが、
これを用いてモブを大量配置しています。
みすぼらしい感じに作ってますし、心酔しているので瞳孔はガン開きという
「作者は病気」と言われても仕方ないデザインです。パパっと作ったのであちこちにアラもありますし。
そんな雑モデルですが、権利放棄の上で配布しています。アラを各自修正の上、改変したりしなかったりしてお使いください。
話がそれました。この作ったワールドを何人かに案内したんですが、先日ここをご覧になった方がご気分を悪くされてしまいまして。
その原因が「集合体恐怖症」。
ここではざっくり「同じものが大量に集まっているのが怖い」と考えてください。
申し訳ないと思いつつ、ある程度はどうしようもないという思いもあったんですが、
とりあえず概要文に注意を加筆しました。



今回のケースだけでなく、高所恐怖症の人の足をすくませてしまうなど過去にやらかしているので
この辺りはなんとかしないといけないとは思っています。ただ、一人ですべてのリスクは洗い出せないので、やっぱり色んな方に見てもらって、リスクがあったらその旨書いていくしかないと思います。
その上で、「配慮」のしすぎでクリエイティブの手を止めてしまうのは、それはそれでよろしくないとも思っています。
これを言い出したら懐中電灯片手に暗所を探索するタイプのホラーワールドは全部アウトになるので。

まとめると

  1. ワールドの作成には恐怖症のリスクがある
  2. リスクがあると分かったら概要文に書くなどの対策をする
  3. 一人でリスクすべての洗い出しはできないので、色んな人に見てもらって感想や意見などを貰おう
  4. リスクを恐れて創作の手を止めるべきではない
……ってところでしょうか。ちょっと歯切れ悪いですが。
インスタレーションアートとかつくる人みたいになっちゃってるので、今後も創作は頑張りつつ、問題があったら対応していきたいです。