2022年11月28日月曜日

【Twitter】サークル機能は需要あるんだよ。本当だよ

はじめに

みなさん、Twitterライフ楽しんでますか?
イーロン・マスクに会社が買われるとかでバッタバタしてますが、今回はそういう話じゃありません。

Twitterサークルです。
とりあえず、窓の杜の記事を資料としてリンクしておきます。
要するに、「特定のユーザーにだけ見えるツイートを作成できる機能」みたいに考えてください。
ツイートを見ることのできるユーザーは、自分がフォローしているユーザーの中から自分で選べます。

しかし

しかしこの機能、私のタイムライン上では不評でした。
なぜなら
  1. そもそもそんなことをする用事がない
  2. やるとしてもDiscordで充分
という二点があったからです。
1に関してはもう言うまでもなく。「見てもらうためにツイートしてるんだから、なぜ隠す必要があるのか」ってところですよね。
宣伝色の強いアカウントなら尚の事言うまでもなく。
そして2。確かに、先行して走っていたDiscordでサーバー立てるか立ててもらうかしてそこに知己を集めればほぼ完全に同じことが出来ます。
画像などのデータもほぼ無制限でやり取りでき、絵文字でのリアクションも可能。
ボイスチャット機能はvTuberのコラボ配信でも引っ張りだこですし、映像の共有なんて荒業もこなせます。
8MBを超えるデータの共有だけは、有料プランである「NITRO」への加入が必要ですが、まあ誤差でしょう。

このように中々意義を見出されないでいたのですが、需要ってあるんですよ。

サークル機能はこう使え

1.裏アカウントが必要なくなる

裏アカウント(裏垢)、お持ちですか?
私は持ってないのですが、この記事をご覧になっている方の中には用途別に複数のアカウントを作り運用分けされている方もいらっしゃるかもしれませんね。
絵描きさんであれば、健全絵とそうでない絵のアカウントで分けたりだとか、
ビジネスとプライベートで分けたりだとか
あとはお仕事でアカウント作ってない方でも表向きのアカウントと病み垢で分けておられる方もいるでしょうね。

アカウントの複数運用をしていない人間がこんなこと申し上げるのも失礼な気がするのですが
大変じゃありません?使い分けるの?
そこでサークル機能の出番です。
当然のことっちゃあ当然なんですが、サークル状態で投稿されたツイートはサークルに入っているユーザーにしか見えません。
つまり、そのツイートは一般検索にも上がってきません。部外者から見れば無いも同然です。
そう。愚痴を聞いてくれる人たちをサークルに入れて、愚痴をそこに吐けばいいんです。
日常と仕事で分けている方なら、サークル側を日常にすればいいでしょう。
健全絵と不健全絵も同じように。

2.プレミアム待遇として

1節と大体同じかもですが、抽選とかお布施をくれた人とかをプレミアム待遇するのにも使えますね。
選ばれた人だけに届く特別な情報。シークレットライブでもよし、グッズの発売セルフリークでもよし。可能性は無限大です。

3.備忘ログとして

サークル登録0人の状態でサークル機能を回せるのか試していませんが、もしできるなら自分用のメモツイートを保管する方法としてサークル機能を使ってもいいですね。
もしできないのであれば、カラ参照用にアカウントを作ればいいでしょう。誰もフォローせずに何もさせないでいいので。
ポイントは、各ツイートにマーカーとなる文字列を入れておくこと。【メモ】 とかでいいでしょう。
で、見返したくなったら「from:自分のID 【メモ】」みたいに検索したら自分にだけ見える結果としてツイート群が出てくるわけです。便利でしょ?


↑自分で結果見る分には問題ないからね。ハリハラっていうのは、ヒンズー教に出てくる神様の名前で……(以下略)

おわりに

というわけで今回はTwitterサークルの活用例を考えてみました。
Discordでやりゃあいいというのはまーその通りでは有るのですが、時としてツールの横断って面倒なのよ。うん。
1ツールで複数のことができるのならそれにこしたことはないのでね。勿論、Discordでやるべきこと、やったほうがいいこともたくさんあります。
とにかく、こういう活用法もあるのだなーと、頭の片隅にでも入れておいてくれたらと思います。

2022年11月7日月曜日

【Cluster】楽曲申請のやり方をここで見ていけばいいよ

長ったらしい前置き

2022年の5月ごろからClusterというものを利用しております。
いわゆるメタバースというやつで、「ユーザーが色んな世界を作り、その世界を訪ねあって交流する」みたいなことができます。
  • ただ単に会話するもよし
  • 何か作業するもよし
  • 歌うもよし
……ってな感じで、規約で禁止されていること以外ならどう過ごしてもいいよって感じのサービスです。

なのですが、「歌を歌う」場合には気をつけないといけないことがあります。
著作権周りですね。
楽曲というものは(楽曲に限らないけど)著作権で保護されておりまして、「JASRAC」や「NEXTONE」といった管理団体によって管理されているわけです。音楽著作物を使ってClusterでなにかしたい場合は、著作者に許可を取る必要があります。
幸いにしてこれら管理団体は、許可を取る行程を著作者本人に代わってやってくれるというありがたい側面を有しています。いたいけなユーザーから金をせびる極悪人では無いんですよー。
これが保護外の楽曲であれば自分で著作者本人に許可取りに行かないといけませんからね。一般人がそんな行程を実行したところで断られるに決まっています。どこの馬の骨とも知れない輩に曲を使わせる義理は無いからね。
Clusterは、これら団体と提携しているので「音楽の著作権を管理している団体への申請」を代わりにやってくれます。ありがたいですね。
もちろん、そのためには申請をする必要があります。今回はその申請の手順を紹介します。

申請の前に

まずはClusterのウェブページにアクセス。
ログインを済ませたら、画面右上にある自分のアイコンをクリックしてプルダウンメニューを出します。

そこの「使用楽曲登録」という項目をクリックします。
すると、こんな画面が出ます。



青枠で囲われたところに注意事項が書かれていますね。でもってそこにJASRACとNEXTONEの管理楽曲検索サイトのリンクも張られています。
画面下に映っているのは、私が過去に申請したもののリストです。
申請をするためにはその楽曲に割り振られた「コード番号」を知る必要があります。
では、リンクを活かして申請したい曲の番号を探してみましょう。

申請するよ(JASRAC編)

ではまずJASRACの場合から。日本の楽曲は殆どこっちが管理しているので、こっちでのやり方さえ覚えていればだいたい大丈夫ではあります。
さきほどのリンクからJASRACの管理楽曲検索サイトであるJ-WIDへ飛びましょう。
注意事項をよく読んで、検索画面へ飛ぶとこんな感じ。



今回は、BAND-MAIDの「the non-fiction days」という曲を申請してみましょう。MV動画埋め込みは日本クラウンに拒否されたので、こちらから

タイトルの入力欄に曲名を入れて、検索!



……なんと出てきません。この場合も慌てずに。
この場合は、「タイトルが全角英数で登録されている」可能性を疑います。アーティスト名で調べたり、全角変換したりして試行錯誤してみます。



出てきました。詳細にアクセスして調べます。



画面左上にある「作品コード」が欲しい数字……なのですがここでチェックしたい点が一つ。
画面下にある「管理状況」を調べます。JASRACもNEXTONEも「楽曲を管理する分野」というものがあって、管理していない分野で楽曲を使用したい場合は著作者本人への問い合わせが必要となります。
面倒を見てくれないわけですね。
Clusterで使用したい場合は「配信」というカテゴリで面倒を見てくれるかどうかをチェックします。
この曲は配信に「○」が付いているので使用できます。



では、作品コードをコピーしてここから離れましょう。

Clusterのウェブサイトに戻ります。「登録」を押して、登録のための画面を出します。



今回は、ワールドで歌う場合を想定してやってみます。
ワールドのURLは
  1. ウェブサイトで調べる
  2. Cluster内でコピー
の二種類の方法があります。基本的には2の方がいいでしょう。
使いたいワールドに立っている状態で画面左のハンバーガーボタンを押してメニューを開き、画面右の矢印ボタンを押すことでURLがコピーされます。



今回は私が作成したSeminar's Lowを使います。
  1. 一番上にワールドURLを入力
  2. プルダウンメニューで「ワールド」を選択
  3. 2がなされると使用する(した)日付を入力するフォームとカレンダーが出るので入力
  4. JASRACのコードをペーストし、ハイフンを抜き「追加」を押す
これで申請できました。



申請するよ(NEXTONE編)

続けてNEXTONEで申請する方法を見ていきましょう。こっちはPhoton Maidenの「暁」を申請していきましょう。こんな曲です。

NEXTONEの検索サイトにアクセス。注意事項が出てくるのでチェックしておきましょう。



あとはJASRACの時と同じように入力して検索すれば出てきます。



JASRACと違い、検索結果の段階で使っていいかどうか分かるのがありがたいです。
JASRACの時と同様に配信で使えるか確認して、○が付いていればコードをコピーします。
あとはJASRACの時と同様に処理していけばOKです。コード入力の際にJASRACの欄ではなくNEXTONEの欄に入力するところだけ気をつけてくださいね。

あとがき

そんなわけで、今回はClusterでの楽曲申請について見ていきました。これが誰かの役に立っていればいいのだけど。
最後に気をつけたい点を。
CDやカラオケの音源には「原盤権」という面倒な権利があるんですよ。
端的に言えば、「音源を作った人が主張する権利」です。この権利はアーティストの著作権とは別に主張されていて、今回の申請ではカバーすることはできません。
何がいいたいかというと、
「CDやカラオケの音源をそのまま使うな」
ってことですね。
なんとかならねーのかとずーっと思っています。逆に言えば、「自分で作った音源」とか「誰かが作って権利放棄されたもの」であれば使っていいわけです。
Clusterでも同じであり、申請の上で「自分で歌う・演奏する」か「誰かが作って権利を放棄してくれたもの」を使うことになりますね。
Youtubeはほら、Content IDがあるので。